働いても生活が苦しい

政治

〜最低賃金と政治の話〜

目次

働いても生活が苦しい

最低賃金と政治の話

女性
今日も残業して帰ってきて、家に着いたら今度は夕飯づくり…
もうほんと、毎日いっぱいいっぱい。
フルタイムで働いてるのに、貯金なんて夢のまた夢だよ。
龍馬
それはのう、政治の話ぜよ!!
女性
えっ!? 着物!? …誰!? どこから現れたの?
龍馬
わしは坂本龍馬。時代を越えて、おまんに会いに来たがじゃ。
わしの時代は、どれだけ働いても“生まれ”で人生が決まっちょった。
けんど今は、“誰でも選べる世の中”になったはずじゃ。
…けんど、働きよっても暮らしがしんどい。
それはのう、仕組みがうまく回っちょらん証拠ながぜよ。

最低賃金の現実

現在の日本の最低賃金は、全国平均で時給約1,000円ほど。
月にフルタイムで働いても、手取り15〜17万円前後が現実です。

都市部の家賃や物価を考えると、一人暮らしすらギリギリの生活。
「生活保護の方がマシ」とすら言われることもあります。

海外と比較すると…

  • フランス:最低賃金でフルタイム働けば、1人暮らし+ちょっとした余裕も
  • オーストラリア:高校生のアルバイトでも日本の最低賃金以上
  • アメリカ:州ごとの最低賃金を毎年見直す仕組みあり

なぜ日本はこんなに低いの?

最低賃金は、「最低賃金審議会」という場で、
経済の状況・企業の体力・雇用の影響などを考慮しながら決められます。

つまり、“生活できるかどうか”より、“経済にどれだけ負担がかかるか”が優先されがちなんです。

龍馬
“働く人の声”が届かん仕組みのままじゃ、いつまで経っても変わらんがぜよ!

暮らしと政治のつながり

最低賃金や雇用ルールの改善は、国の政策で決まること。
つまり──

  • どんな政策が出されているか
  • どの政党・候補を選ぶか

それが、働く人の暮らしに直結しているということです。

龍馬
“知る”っちゅうことはのう、誰かを責めるためやない。
“変えられる自分”になるために、必要なことながぜよ!
女性
働くって、我慢することじゃないよね。
知らなかったけど、変えられる可能性があるなら…
ちょっと知ってみるのも、悪くないかも。

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